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2006年09月14日

モノ思ふ秋

TVで「小学生の教師への暴力」「学級崩壊」「学力低下」ってのを取り上げてました。イマドキの子を教えるのって大変よねぇ。特に公立の先生は(私立はお受験で危険回避出来るからね)。だって「立ってろ」とか「教室から出て行け」とかって言ったら、直に「人権侵害」って親が出てくるじゃん?「授業を受ける義務がある」とかって権利だけを主張してさ。ちょっと触ったら「殴った、教育委員会に言うぞ」って言われてさ。あぁ大変。

でもだからって「教育を就学前から」って幼稚園や保育園に教育を委ねるのはどうかと思う。就学前保育は集団生活を学ぶ場所であって、決して教育する場所じゃないんだぞ。私が初めて年長担任した頃は小学校の先生も「ひらがなは入学してから教えますし、間違った書き順を覚えたら直すのが大変だから教えないで下さい」って言われてたんですけどね、その後5年もしないうちに「ひらがなは読み書きできるようにしといて下さい」に変わってたからね。おまけに新1年生のクラス分けも幼稚園にお願いするし、小学校の先生は一体何をするんだ?って感じだもんね。

こんなニュースを見ながら、小学校に就職しなくて良かったとしみじみ思う今日この頃でした。

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