Search


Archives

2018年05月09日

好きが僕を動かす。

重岡がデビューして一年経ちちょっと落ち着いた2015年に星組でガイズ&ドールズの再演があるって事で見に行ったのが宝塚への出戻りのきっかけだったわけですが。それからね、宝塚はやっぱりキラキラしてて夢があって超楽しくて、だからまあとりあえず各組見てまわろうかなーと。結果、各公演1回とかの単純なペースじゃなくてハイスピードで見てまわった訳ですが、えへへ。で、まあ見てたら可愛いね、カッコいいねって人が沢山出来るのは当然ですよねーだからついついチケット取りも加速しちゃうよねー。だってなんかチケット取ってると生きてるって感じするじゃん?

で、何故か今ワタクシ劇場周辺で立ったり座ったりしてます。

って、何の話やねんって思いますよね?ここ読んでる人は思わないかな。宝塚を一度でも通った人は既にピンと来てると思います。

そうワタクシ、会(FC)活動始めました。

え?突然どうした?って思うでしょ?大丈夫、私が一番思ってるから(笑)私を宝塚に引き戻した紅さんではなく、可愛い心の息子ありちゃんでもなく、リア恋枠たまさまでもなく…全然違う所に転がり堕ちました。そう、堕ちたんですよ、その字の如く。いや、今までも好きだったしお茶会も行った事あったしオペラでずっと見てたし、でも着地点がそこだとは思わなかったんですよ、私自身も。

3月24~25日に梅芸で雪組公演があったんです。誠の群像という新撰組のお話。で、次もお茶会に行きたいなって思っていたので張り切って会のスタッフさんの所に案内貰いに行ったんですよ。で、頂いた案内見たらお茶会の日が既に予定入ってて絶対行けない日で…どう考えても予定はもう動かせないしお茶会を諦めるしかなくて。それでもう泣きましたよね。いや、マジで。これはもう東京にお茶会遠征するしかないって心に誓って(笑)
それから一週間、それでも予定がどうにかならないかなってあれこれ考えたんですけど、やっぱり無理な物は無理で。悲しくて悲しくて泣いて過ごして。そしてふと思ったんですよ、たかがお茶会に一回行けないだけでこんなに悲しくなるぐらい好きなら会入ればいいじゃんって。いい事思いついた、なんでそんな簡単な事に今まで気づかなかったんだろう。そしてすぐに入会用紙を書いて会費振り込んで投函して、その二日後にはメール配信来て、一週間後には会員証が届いて、そして更に一週間後の4月半ばには入り待ちデビューしてました(笑)

これがお茶会案内貰って行けないと絶望してから3週間の間に起った出来事です。何でこんな事になってるのか自分の事ながらほんと笑っちゃう。GW後半は元々ムラで観劇予定だったんですけど、勢い余ってGW前半もムラに行ってしまったんですよ、実は。あー勢いって怖い。チケットないのに遠征ってマジかよって感じですけどね。一番の目的はお稽古待ちの入り出なんで無問題です。結果、入り出の時間が公演時間と被らなかったので当日券で1公演だけ見たんですけど。

テレビとかで流れるタカラジェンヌの入り出とかの映像見てると、男装の麗人がキャーキャー言われてるだけみたいに思われるかもだけど、そんな事も全然なくて。古いタチマチみたいな習慣が未だに残ってるし、よくも悪くも変わってないんですよ。だから15年とかかな、それぐらいのブランクがあって戻っても根っこの部分は全然変わってないからスルリと戻れるというかね。そうは言っても、チケットの取り方はネットになってるし(昔は電話)、発券も機械だし(昔は手渡し)、時代の流れにちゃんと乗ってる部分もあるんだけど。でもやっぱり会のあり方っていうのかな、そういうのは変わってないなって。ファンのあり方もそうだし、スター制度とかも変わってないからさ、あーそうそうこんな感じだったなって。トップスターをてっぺんにした完全なピラミッド制度とか、安心するっていうかね。

出戻った時には好きな子は出来ても絶対に入り出はしないと思ってたから、何でこんな事になってるのかなーって自分の行動が不思議すぎてニヤニヤしちゃうんだけどね。特定の贔屓を作ったらファン活動に色が付いてめっちゃ楽しくなる事に違いはないし、でも贔屓の学年的な事を考えるとあと何年見れるかなってちょっとだけ切なく思ってしまったりもするし。ま、でも、まだ走り出したばっかりなんでね、走れる所まで走ってみようかなって思ってます。
あ、贔屓の名前?言ってませんでしたね。

雪組の彩凪翔さんです。

和装の似合うイケメンです。どうぞよろしく。