2004年07月10日
頑張れ 営業マン！
訪問販売のハウスクリーニング屋がやって来た。
そんなモノを家に上げるなと反対したのだが
安いからと言う理由で家に上げてしまった。
名目は「クーラーの掃除」
ばかでかい炊飯器型の掃除機のようなモノを取り出して機械の説明を始める営業マン。
ふんふんと聞くばーちゃん。
「じゃあどれだけこの機械が凄いかやってみますね」
と流しの蛇口の掃除を始める。
トークは軽快、作業もテキパキ。
「ほら、洗剤使わなくてもこんなに綺麗でしょう？」
「あ〜本当に綺麗ですねぇ。ついでにソコ全部やっておいて下さいよ」
「あ…はい」
流しの掃除を始める営業マン。
「続いて、この長いホースを取り付けるとこんな高い所も楽々に掃除できるんですよ。ほら、綺麗でしょう？」
「あ〜本当に。ちょっとついでに向こうまでずっとやって下さいよ。もう、年を取ると高い所の掃除が大変でねぇ」
「あ…はい」
流しの上の棚の掃除を始める営業マン。
「ほら、これは流し回りだけじゃなくて、こんな棚も出きるんですよ」
「ほ〜綺麗になるねぇ。ついでにここも全部やっておいて下さいよ」
「あ…はい」
カウンター上の棚の扉も掃除を始める営業マン。
「どうです？凄いでしょ？これいくらぐらいだと思います？」
「あ〜高いんでしょう？年を取ったらそんな機械は買っても使わないからタダでも欲しくないですわ」
「…え…あ…お孫さんはどうです？」
ふーが返事をする前にすかさず
「コレはほんまに掃除やら家事をやらないんだからいりませんよ」
営業マン絶句。
「じゃぁ、クーラーの掃除に移りますね」
椅子に上がってテキパキとクーラーの掃除。
「ちょっとお兄さん、高い所に上がってるんだからその周りも拭いておいて下さいよ」
「あ…はい」
クーラーの周りを拭く営業マン。
「これはいいんですよ〜４０年保証がありますからねぇ、どうですか？」
「４０年保証ゆうても、今は会社がすぐなくなるでしょう？お宅が４０年後にもあったら直してもらえるんだろうが、今の時代わからないでしょう？」
そそくさと帰り仕度を始める営業マン。
支払いをしながら麦茶と和菓子を出す。
「私が嫁に来た頃は家がもっと広くてねぇ〜掃除が大変だったんですよ」
「すぐソコが線路でしょう。昔は石炭車だったから通る度に家が揺れてねぇ」
長い年よりの話しが始まり、困った顔で話しを聞く営業マン。
気の毒に（笑）。
ばーちゃん強い！と思った。
ふーのＤＮＡは間違いなくばーちゃんのＤＮＡだと再確認（笑）。
comments
ネット復活記念１発目にふらんちゃんの日記を
読んだわけですが・・・
おばあさま、ステキすぎ！！
さすがだわ！！
きっとさらりとやってのけたことでしょうｖ←うっとり
その場に居合わせたかったなぁ〜。←しみじみ<br />
<br />
で、だ。<br />
<br />
間違いなく、ふらんちゃんはおばあさまのＤＮＡを<br />
そのまんま受け継いでいると思いまふｖｖ<br />
うん、なんかこうゆう時に自分の血を感じるよ（笑）
家電屋とかで値切ってる自分の血は
間違いなくばーちゃんの血だよなぁ〜って（笑）